こんにちは!
id:kano-e です!
この記事は Feedforce Group Advent Calendar 2025 の 2 日目の記事です。
昨日の記事はフィードフォースnote編集部の『プレッシャーや不安、悩みを糧に。新卒 2 年目の社員に聞いた“いままで”と“これから”』でした!
新卒入社メンバーの成長が眩しい記事でしたね。
さて、今日の記事では最近 Claude を使いながらぼんやり考えていることを言語化してみました。
タイピング速度は速くなくても良い
わたしはタイピングが速い方ではありません。でも、それを問題だと思っていません。
なぜかといえば、タイピング速度って どれだけ速いかよりも自分の思考の速さと合っているかの方が大事 と思っているからです。
思考の速さって波がありますよね。アイデアが一気に浮かぶ瞬間もあれば、次にやることを考えて止まることもある。そしてそれは、 5 分 10 分という大きな単位でなく、数秒単位でも起こっているように感じます。
そのとき、一定のペースでタイピングを続けられていれば、最終的に出力のスピードは一定になります。「思考が走ってしまうときだけ速くて思考が止まったら止まってしまう」よりも、「多少緩やかでも常に一定のスピードでタイピングし続ける」方が、安定した出力や結果に繋がるんじゃないか、と考えています。
この考えで出力を続けると 思考の波をタイピングの一定のリズムで均してゆく 感覚になっていきます。
Claude を使って感じたこと
最近 Claude を使っていて、似たような感覚になりました。
会社ではコーディングツールの生成 AI 利用補助があり、最近の業務では Claude を使って設計やコーディングすることも多いです。
わたしは人間なので、集中力には波があります。さまざまな要因で体調や感情が揺らいでしまいます。もちろん、それが仕事に影響しないのが一番良いのですが、常にベストな状態でいるのは生きている以上難しいのではないでしょうか。
でも Claude はそんな自分の状態に関わらず、常に一定の結果を返してくれます。そして、これって思考とタイピングの関係に似ているな、と気づいたのです。
集中の波を「均す」
集中力にも波があります。 過集中気味のときもあれば、集中力を使い切って頭がぼんやりしてしまうことだってあります。思い返すと「走れるだけ全力で走って疲れて止まってしまう」みたいなことばかり、繰り返している気がします。
でも、 Claude というツールはそこに対して一定のペースで出力を出してくれます。タイピングと同じです。 集中の波を Claude の一定のペースで均してゆく 感覚です。
これまで集中の波に左右されていた出力が、ツールによって一定の速度に整う。結果的に成果も安定する。例えるなら、思考のペースメーカーのように支えてくれる存在だと感じました。
おわりに
人間の集中や思考が揺れるのは自然なことだと思います。それを一定のリズムに均すことができれば、出力は安定します。その役割を Claude のようなツールが担うことができるのではないでしょうか。
生成 AI の役割、使い方、いろいろありますが、わたしにとっては 揺れる思考のペースメーカー のような存在でもあるのかもしれません。
さて、明日はただちゃんの『あの日のお弁当を、あなたは覚えていますか?』という記事です! 「母の秘伝のレシピ」がどんなものか気になります!