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社内LT大会というイベントを通じて実現したかったこと

エンジニアの id:sukechannnn です。最近キーボードが割れました。

さて、先週の金曜日に社内LT大会である feedforce Lightning Talks (FFLT) を開催しました。

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当日の模様や発表内容は下記の記事をご覧になってください↓

developer.feedforce.jp

予想していたよりもかなりの盛り上がりを見せ、面白さ全開のものから非常に高度な内容のものまで、多岐に渡る発表が繰り広げられました。

予想していたよりもと書きましたが、もちろんこうなることを狙っていましたし、また他にもいくつか目的があってのLT大会の開催でした。
そこで、なぜLT大会を開催するに至ったのか、LT大会を通じて何を実現したかったのかを書いていきます。 エンジニアチームを盛り上げるためにこのような催しを考えている方の参考になれば幸いです😊

きっかけは「開発チームを良くし隊(仮)」という社内活動

こちらも最近ですが、開発チームを良くし隊(仮)という社内活動がスタートしました。
この活動でエンジニアチームをより良くしていくために何ができるかを話し合うなかで、以下のような課題をLT大会を通して解決できるのではないかと考えました。

発信の場を増やしたい

弊社のエンジニアチームでは、毎週金曜日に業務時間内で技術勉強会を行っています。

こちらも非常に有意義な時間なのですが、毎週1人が発表するという形式のため、人数が増えてきた現在では回ってくる機会が1年に2回あるかどうかという状態です。
それだと、発表が回ってくる前に面白い技術や新しい技術を触った時の熱量が冷めてしまう可能性が高いです。

発表したい人が自由にLTできる場を 定期的 に設けることで、旬な状態で発表ができる環境を作ることが出来るのではないかと考えました。

LTとかプレゼンとかそういうのに慣れる

社外の勉強会に出ているとLTをよく見かけます。僕も社外でLTやってみたいなーと思うことがあるのですが、全くやったことがないとなかなか最初の一歩を踏み出せないと感じていました。

しかし、社内で普段からLTをする機会があればもう怖いものはありません。普段やっていることを外でそのままやるだけです!
LTやプレゼンを外の勉強会でやるというのは、個人としても会社としてもとても大切な情報発信です。

弊社のエンジニアが少しでも情報発信しやすいようにサポートしていければという思いがありました。

テックトーク(雑談)したい!

技術や開発に関する雑談はとても楽しいですよね!しかし、業務をしていると意外とそういった機会はありません。
特に弊社ではプロダクト毎にチームが分かれているため、違うチームのメンバーと雑談するというのは意識しないとする機会がない状態でした。

そこで、このLT大会ではLTが終わったも雑談タイムとして枠を確保することにしました。 こうやってエンジニア同士の交流の場を意図的に作り出すことにより、普段話す機会のない人とも雑に話すことができるのではないかと考えました。

当日は色々な話が色々なところから聞こえてきて、非常に有意義な時間になりました。 席が遠くて普段話さないような方が交流しているのを見ると、あぁやってよかったなと思いました。

ゆくゆくは技術に興味のある総合職の方にも参加して頂いて、会社全体の方の交流の場になればと思っています!

自発的に何かしたことは結果がどうであれ素晴らしいこと!という文化を作りたい

ちょっと突飛ですが、このLT大会のことを話している中で、何か自発的にやったら「やったこと」そのものに価値があるよね、という話が出ました。 弊社のエンジニアチーム内にそういうものを封じ込める何かがあったわけではないのですが、逆に言えば積極的に支援するような文化もなかったように思います。

何かをしたときに結果が出たらもちろん嬉しいですし、素晴らしいことです。 しかし、結果が出なくても何かを自発的に行ったら、それそのものに価値があると思っています。(私の個人的な思いも混じっていますが) 打席に立ってバットを振り続けなければヒットもホームランも出ないということです。

ということで、行動を起こした人をもっと賞賛できるような文化ができたらいいよね、となりました。 このLTでは、打席に立つ人、つまり何か自発的に行動する人のハードルを下げたい、サポートをしたい、という思いがあります。 なので、このLT大会の趣旨を説明した際には、登壇した人には内容に関わらずポジティブなフィードバックをしてほしいとお願いをしました。

当日になってみたら、そんな心配が杞憂に終わる程に皆さんが楽しんでくれていたので、とても嬉しかったです。

まとめ - 色々考えてたけど、やはり楽しむのが一番大切!

初めての試みだったので、最初は登壇したい人が誰もいなかったらどうしようと不安だったのですが、実際に募集をかけてみると想定よりもかなり多くの人数が応募をしてくれました。
えいやで全員発表してもらったのですがあっという間に時間が過ぎてしまい、また次回も登壇したいという方がたくさんいたのでとても嬉しかったです。

当日は会社にお願いして 🍕 と 🍺 を支給して頂きました。これも盛り上がりに大いに貢献してくれました。 会社からのバックアップがあると、思いっきり楽しんでいいんだという安心感と肯定感があるのでとても良いですね。

やってみて個人的に思ったことは、色々考えていたけどそれらを達成するためには 楽しむのが一番大切 だということです。
というか、先程上げた課題のどれもが、楽しめれば簡単に達成できるし、楽しめなければ苦痛なことばかりでした。
楽しみながらみんなでエンジニアチームを良くすることができた、というと聞こえが良すぎるかもしれませんが、そうなるように提案する人とそれに乗っかる人が両方いるような組織・文化にしていくことが大切なんだと思います。

また、嬉しいことに今読まれているこの弊社の技術ブログが、LT大会と連動して非常に盛り上がりました! 技術ブログが書かれなくて悩んでいる方は、LT大会をしてみるとひょっとしたらみんな書き出すかもしれませんね。

ちなみに、もう既に第二回の開催が決まっています!

将来的に社外の方にも参加してもらえるような仕組みを作れたらいいなーと考えているので、興味のある方は何かしらリアクション頂けると嬉しいです!
他社さんとコラボしたりとか面白そう😊

f:id:kielze:20171114170112j:plain 銅鑼の代わりに小さめのチャイナシンバルを持っていきました。 小さい銅鑼よりも銅鑼っぽい音がして好評でした👏